9/26(水)10:00から、大磯プリンスホテル国際会議場にて、平成19年度大磯町敬老会が開催されました。
式次第は次の通りです。
[式典]
〈1〉開会のことば
〈2〉大磯町長あいさつ
〈3〉95歳敬老祝品贈呈
〈4〉来賓祝辞
 ・神奈川県平塚保健福祉事務所長
 ・大磯町議会議長
〈5〉閉会のことば
[演芸の部]
〈1〉歌と踊り(国府保育園児)
〈2〉骨太体操(おおいそ骨太体操ボランティア)
〈3〉こゆるぎの風にのせて~思い出の歌 こころの詩
  歌:おざき かよ / ピアノ:すやま ひろみ / 朗読:山本 圭子
式典は10:00から10:30頃まで、一旦休憩が入り、演芸の部は10:40頃から始まりました。
まずはじめは、可愛い国府保育園園児の皆さんによる歌と踊りでした。
踊り「めざまし体操」、歌「大きなくりの木の下で」「とんぼのめがね」「ホ!ホ!ホ!」の4曲が披露されました。
引き続き、おおいそ骨太体操ボランティアの皆さんによる、骨太体操の実演が行なわれました。
ご出席のご高齢の皆さまも椅子に座ったまま、気持ち良さそうに音楽に合わせて、身体を動かしていらっしゃいました。
客席で拝見させて頂いていた私たちも、思わず身体を動かしたくなり、舞台衣装を着た状態で、骨太体操にチャレンジしました。
普段伸ばしていない筋肉をストレッチすることが出来たので、うたう前にとても気持ち良くなりました。
さて、楽しい園児の皆さんの演奏と、骨太体操の皆さんの実演を拝見した後、司会の方にご紹介されて三人でステージに上がりました。
「こゆるぎの風にのせて~思い出の歌 こころの詩」と題したミニコンサートの始まりです。
プログラムは以下の通りです。
1.とんがり帽子
2.夢のお馬車
3.証城寺の狸囃子
4.まつぼっくり
5.ちいさい秋みつけた
6.秋の子
 詩朗読<1> 駄菓子のノスタルジア
7.赤とんぼ
8.お父さん
9.おかあさん
 詩朗読<2>冬の夜道
 詩朗読<3>母という字を書いてごらんなさい
10.ことりのうた
 詩朗読<4>おじいちゃんのはげ頭
 詩朗読<5>その子は赤チンが好きでした
11.サッちゃん
 詩朗読<6>母をおもふ
 詩朗読<7>祖母
 ピアノ独奏「月光」から
12.故郷(皆さまご一緒にどうぞ)
13.丘を越えて(皆さまご一緒にどうぞ)
朗読の山本圭子さんの温かいお声と優しい語り口調で、自分がうたっていない時間は、詩の世界にグッと引き込まれました。
7つの詩を朗読してくださいましたが、その中で私が大好きな詩は「その子は赤チンが好きでした」です。
赤チンの大好きなやんちゃ坊主が主人公ですが、まるで子どもの頃の自分を見ているようです。
山本さんの温かいお声でこの詩を朗読して頂くと、心がほっくり温かくなります。
うたっていない間は山本さんの隣に座り、ごくごく近くで素晴らしい朗読を拝聴させて頂くことが出来ました。
また、すやまさんのピアノ独奏は、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」第一楽章でした。
一筋の月の光が会場に射してくるように感じられました。
時間の関係で第一楽章すべてを弾いて頂くことが出来ず、一部をカットしての演奏となったことはもったいないことでしたが、いつの日かすやまさんには、「月光」全楽章を演奏して頂きたいなぁと思いました。
私は会場の皆さまとご一緒にうたったものも含めて、13曲をうたわせて頂きましたが、「とんがり帽子」をうたい始めると、何人かの方が一緒にうたってくださっていることに気づきました。
「夢のお馬車」も懐かしく思ってくださったのでしょう、かなりうたってくださる方が多かったです。
会場へお越しの皆さまは75歳以上の、人生の大先輩ばかり。
その皆さまが声を合わせてうたってくださるお姿を拝見し、深い感動を覚えました。
大磯プリンスホテル国際会議場いっぱいのお客様の前でうたわせて頂けたこと、良い経験をさせて頂いたと心から感謝しています。
大磯町子育て介護課高齢介護班の皆さまは早朝からご準備にあたってくださり、大変お世話になりました。
高齢介護班の皆さま、ありがとうございました。