私がライアーと言う楽器の存在を知ったのは、学生時代にまでさかのぼります。
公立小学校の教師だった姉から、シュタイナー教育やライアーの素晴らしさをたびたび聞いていた私は、ライアーと言う楽器に強い関心を持ちました。
しかし、その当時はどこでライアーを習うことが出来るか、また、楽器はどのようにしたら手に入れられるのかまったくわからず、ただ楽器への憧れだけで、月日が流れて行きました。
2001年7月、宮崎駿監督作品のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」が公開されました。そのアニメの中で、ライアー奏者の木村 弓さんが「いつも何度でも」を弾き語りされ、その美しい音色と木村さんの演奏なさるお姿を拝見し、何としてもライアーを学ぼう!と決意しました。
私の友人がドイツで大学の先生をなさっているので、どうしたらライアーを求めることが出来るかをお尋ねしたところ、ライアーの老舗工房であるゲルトナー社へ、問合せてくださいました。そして、日本でのライアーの購入先を、教えて頂くことが出来ました。
さっそくお電話にて楽器購入のお願いをしたところ、数ヵ月後の2002年12月24日、クリスマスイブの日に、ゲルトナーのソプラノライアーが我が家に到着しました。クリスマスイブの日に届くなんて・・・。この楽器との不思議なご縁を感じました。
ライアーは1926年生まれ。私の父と同い年です。このことも、私がライアーに親しみを感じる理由の一つかもしれません。
ライアーはとても音量が小さく、繊細な音色を発する楽器です。小さな音であるが故に、耳を澄まして、真剣に音と向き合うことになります。その体験が、人の成長にとって、とてもプラスになるのではないかと思います。以後、私はお二人の先生に師事し、ライアーの奏法を学んでいます。
ライアーについて詳しくお知りになりたい方は、ライアー響会のサイトをご覧ください。
ライアー響会 http://leier.web.infoseek.co.jp/